ゆるゆるフリーダム

愛媛出身千葉在住。よちよちマイペースフリーダムに生きてる二次オタフリーター25しゃい。ミニマムな生活をめざしている。刀剣乱舞と聖闘士星矢がすき。

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VSセミ【夏一番怖いものはセミ】

 

※ここではセミの事をdisりまくってます!

セミの画像は一切ないのでセミ嫌いな方もご安心を。

最後には私が考案したセミ対策方法もあるよ!!

 

 

 

毎年、夏の怖い話に上がるものの一つ。

 

黒光りする体を持ち、素早い動きで人類を翻弄する。

 

そう、奴。

 

 

GOKIBURI

 

 

人類の嫌われ者だ。

 

だが、何も夏に怖いものは奴だけではない。

 

 

SEMI

 

 

そう、セミ!!

わたしはセミがきらいである。

 

と言うよりも虫全般がきらいだ。

嫌いな虫四天王のうちのひとつ。

(ちなみに四天王はG、セミ、クモ、蛾

 

夏になると現れる、セミ。

Gと同じくらい嫌い。

 

Gはテレビに映さないけどセミなら映してもいいって言う風潮。

あれなんなん?

おやめください。おやめください。

 

蝉爆弾

 

セミの何が嫌って、

 

デカい

キモイ

こわい

うるさい

こわい

 

デカさで言うならG以上だぞコノヤロー。

どんだけ自己主張激しいんやってくらい鳴き声うるさい。

飛んだ時のあの『ビビビビ』って音聞くと鳥肌が立つ。

もうあのデカさ見た目で飛び回られでもしたらもうね、もうね…

 

アレだよ!!!

 

アレはアレだよ!!!

 

たぶんわたし前世でセミに親を殺されたんだと思うのよ。

 

そして奴らはよく、天寿を全うしたかの如く道端にひっくり返っている。

かと思い横切ろうとすると、

 

 

 

 

SEMI『ミ”イ”イ”イ”イ”イ”イイイイイイイイイ”イ”イ”イ”イ”ィ”ィ”ィ”ィ”ィ”ィ”!!!!!!!!!!!』

 

 

 

 

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ワイ『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおあああああああああああああくぁwせdrftgyふじこlp』

 

 

心臓に悪うござる。

ひっくり返って死んでたと思ったら急に鳴き声あげて暴れだすのヤメロ!!

死んだと思ったキャラが実は生きてましたー!ジャジャーン!みたいなどんでん返しいらねえええええ!!

 

通称セミ爆弾

 

だましうち、よくない!!!

 

セミテメー!

むしタイプじゃなくてあくタイプだろ!!!

 

ちなみにひっくりかえっているセミが天寿を全うしたかどうか見分ける方法としては足が開いているか開いていないか。

 

らしいけど、どっちがどっちだったか忘れたわ。

もう再度ググりたくもないわ。

 

そしてこちらに敵意がないとかそんなのお構いなし。

穏便に済ませようとしているのにも関わらず時にはどこからともなく飛んできて衝突してきやがる。いたい。

 

なんだ貴様、戦か?戦を仕掛けてきやがったのか?

よろしいならば戦争だ。

前世の恨み受けるがよい。

 

2017年8月某日、事件は起こった

 

それは早朝だった。

仕事に行くために部屋のドアを開け外へ出る。

 

マンションの二階に住んでるので一階に降りるためには階段を使うじゃないですか?(エレベーターなんてない

でね、階段までの廊下を歩くじゃないですか。

 

そんでその廊下になんかいるんすよ。

 

黒くて、デカいなにかが。

 

涼しい顔をして、我が物顔で廊下のど真ん中に鎮座していやがる

 

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彼のものの名はセミ。

 

 

 

 

おああああああァァ貴様あァァァァなに涼しい顔してそこな所に鎮座していやがるんだよ!!!

 

たかがセミだ?

ふざけるな、奴はわたしにとってGと同等の存在。

視界に入れることすら虫唾がはしる。万死に値する!!!!!!

 

奴は近づこうものなら構うことなく暴れ、わめきだす。

しかし私はここを通らねばならんのだ!

気配を悟られるな。こちらに敵意はない、平常心を保つのだ。

そこなセミ、道をあけよ。

 

刺激せず、視界に入れず、何事もなかったかのように廊下の壁に背をくっつけ横を通り過ぎようと試みる。

まだ隅っことかなら一気に駆け抜ければ何とかなるかもだけど奴廊下のど真ん中に居るからね!!!

 

ソロリ…ソロリ…

奴との距離約1m。

よーしよしよしセミよ、私に敵意はない、だからそこを動くな!

動けば貴様を撃つ!!

 

 

『ジっ…ジジっ…』

 

 

 

『あ”ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!ちょっと動いたあああああああああああああああ』

 

近づき気配を察知したのか、鳴き声を上げて暴れだそうとするセミ。

よーしわかった!!!

嫌いな虫四天王から外してやろう!!!!それで妥協してやろう!!!!!

 

『ジジジジジジジッ』

 

『わあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!涙目涙目涙目』

 

妥協案をもちかけたにも関わらず羽をはばたかせようとするセミ。

話の分からん奴だな!!!!

ビビって家のドア開けて部屋に戻っちまったじゃねえか!!

どうしてくれるんだ遅刻するだろ!!!

 

…くそう。

こうなれば強行突破だ。

 

すばやさ120でセミの横を一気に走り抜ける。

 

SEMI『ジジジジジッビビビッ』

 

走り抜けた背後で奴がわめき飛び回る羽の音を察知。

 

ワイ『ヒェアァァオウアアアアァァァ』

 

それに恐れをなし朝から奇声を上げてマンションの廊下を走り抜ける女がここに一人。

住民の方々まじすんまそん。

 

しかしセミを突破ることはできた。 

 

安心した。

 

そう、安心していたのだ。

この後更なる試練が待ち受けているとは知らずに・・・。

 

更に事件は起こった

 

 

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なん…だと…。

 

 

 

一箇所だけじゃなくて廊下の床と突き当たり壁の二重トラップだとぉ!?

 

 

 

やややややばい前は廊下だけだったから奇声あげながらすばやさ120くらいになって走り抜けたけどこ、こ、こ、今回は二段構えだなんて…。

 

ヤバイ、今回は前とレベルが違う。

 

通路の地面に鎮座してる一匹目をクリアしても突き当たりの壁に居るヤツをクリアしなければいけない。

ラスダンの敵倒したと思ったら第二形態が出現した時の絶望。

 

地面に止まってるヤツをすり抜けても目の前の壁に止まってるヤツがいる。
第一の蝉を突破したとして、もし後ろで暴れ出してヤツがこっちに向かってきたら??
目の前にも蝉がいる、逃げ場はない。


それで目の前の壁に止まっている蝉まで飛んできたら??

 

絶望。

 

あぁ、これが絶望と言うものなのか。

ありがとうセミお前のおかげで人生初の絶望を味わうことができたわ。

 

なんて言うかバカーッ!!!


部屋のドアから先へ進めない。

 

とび降りろってか?
2階から1階にとび降りろってか?
足骨折するぞ、そしたらもれなく慰謝料全国のセミに請求してやるからな。
ええのか?
セミよそれでええのか?

 

しかしセミに慰謝料請求したところで『ミ"ッ』とか言われるのがオチ。
チッ、カツアゲは無理か。

 

ならば召喚魔法で【ワタシ ノ オバアチャン】を召喚するしかないのか。

 

オバアチャンさえ居れば必殺技『丸めた新聞紙でバーン』を発動できるのに。(もうGの扱い

しかし今の私にはオバアチャンを召喚できるような技量は持ち合わせていない…。

せいぜいキンチョールくらいしか…。

 

しかし、知っている。

キンチョールでは奴は倒せんのだ。

ってぐーぐる先生が言ってたんだ。

 

どうする、どうする。

 

だがこのままだと仕事に遅刻してしまう。

けどこんな事でバイト無遅刻に泥を塗りたくない。

前回の経験でセミとの対話はできないと悟った。

 

…仕方ない。

 

意を決した。よし、行くぞ。

 

大丈夫だ、タニ子、お前ならできる。

 

よし…よし…(ジリジリ…

 

今だ!!(ダッ!

 

 

 

 

 

 

『ミ”イ”イ”イ”イ”イ”イ”イ”イ”イ”イ”イ”』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

むり。

 

 

 

 

 

 

 

あの、むり。

 

えっ、あの、気が付いたら職場に『腹痛で電車途中下車してしまったので少し遅れますすみません』とか携帯片手に喋ってたんだけど。

 

おい、セミ。

 

 

来世で覚えてろ

 

 

それからしばらく、部屋のドアの隙間から様子をうかがうこと多分15分くらい。

 

神が現れた

 

その神の名は

 

マンションノカンリニンノオバチャン

 

 

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神だ。

いつも私たちの住まいをきれいに掃除してくれているカンリニンノオバチャン神

 

なんと言うことだろう、その神が手に持っている魔法のホウキでセミをちょちょいとつつくと、その2匹のセミは鳴き声をあげながら彼方へと飛び立ったではないか…。

 

みほれていた、その光景に。

いや、あっけにとられた。

わたしが恐れに恐れていたSEMIをカンリニンノオバチャンは瞬時にして攻略してしまったのだ。

 

ありがとう、神よ。

おかげでわたしは営業開始前に就業することができた。

 

そして同時に自分の無力さ、不甲斐なさを思い知った。

 

セミよ、てめーは俺を怒らせた

 

それから二段構えの陣は無くなったけど廊下にポツンと我が物顔で鎮座しているセミには何度か遭遇した。特に夜。


『今日も鳴き疲れたわっ、ちょっとここで朝まで羽を休めちゃうよっ(はーと)』

 

あ”??

ここ君のお休みスペースちゃうからな?ん?

 

しかも、だ。
ちょうど私の部屋前に照明があるから夜は高確率で私の部屋のドア前に鎮座していやがる。

 

その時のわたしの心境よ、想像できますか??
仕事で疲れて帰ってきたのに追い打ちをかけるかのようなこの仕打ち。

だがわたしは家に入らねばならぬ。
ここは私のテリトリーだ!!!!!!

 

影に反応して飛んでいくかもと思いひたすらセミの近くで鞄に入ってた仕事用のバインダーで扇いで見る。


微動だにせず。

 

ちっくしょおおおおぉぉぉおぉ!!!

腹を決めた、もうそのまま入ってやる!!


そう決めたものの、ドアを半分以上開けるとぶつかってまう距離に奴はいる。
ドアを開けて上手いことセミが反応してその場から飛んでいったら良い。

だがわたしの方に向かってきたら?

 

もし開けたドアのスキマから家の中に入ってしまったら?
ああああああああいやあああああああああ。

 

最終的にセミを刺激しないように30cmくらいドアを開けて家の中に入った。
…ふう。

 

次の日家を出る時ドアをちょっぴり開けてセミがいない事を確認。

完全に家の外に命を狙うスナイパーが居ないか確認してるの図。
家のドアをちょっぴり開けて必死に周囲をキョロキョロしたり早朝から奇声を上げたり、不審者じゃないか!

 

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こうなったのも全ては…そう、ヤツだ。
セミよ、貴様はそんなにわたしが嫌いか。
わたしも貴様がきらいだ。
どうやらわたしと貴様では永遠に相容れぬようだな…

ならば私にも考えがある…!!!

 

そこで私はセミ対策を考えた。

 

できる事ならどこぞの黄金聖闘士様の様にクリスタルウォールで光の壁を貼ってセミをはじき返してやりたい。


しかし私はごく普通の一般人だ。
承太郎の様にスタンド能力もなれけば黄金聖闘士のように超人的な技も持っていない。


だからこそ、人間誰にも備わっているもの。


そう、頭脳だ。

 

わたしは奴に頭脳戦を挑む。

頭脳であれば、奴に勝る。

そして用意したものがこれだ。

 

 

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なに、思うほど物騒なものではない。

水鉄砲でわたしは奴に挑もうと思う。

 

ここに水をいれる。

 

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セミは羽が濡れると飛べないと聞いたことがある。

 

水鉄砲でセミめがけて水を飛ばし、それに反応して彼方へとんで行くならよし。

わたしも鬼ではない、それ以上は追撃はしない。

 

だがそれでもなおそこに居座ろうとするのであれば迷うことなく追撃をくらわす!!!

そして落ちて飛べなくなったセミを横目にわたしは冷静に歩き去る。と言う作戦だ。

 

夜も対応できるように留守中はポストの中につっこんどくことにする。

ポストはロックがかかるので誤って郵便屋さんの目にふれて不審に思われる心配もない!!

 

なに、羽が乾けばまた奴は飛ぶことができる。

せっしょうではないのだ。

だれも傷つかない、完璧な作戦!!!

 

頭脳戦か?これ?
と言う声も聞こえてきそうだがそれは放っておこう。


セミよ、貴様は怒らせてはならない、怒れる獰猛な鬼神を目覚めさせてしまった。
そう、私だ。

前世の親の恨みもある…私の怒りをその身にうけるがいいいいいィィィ

 

 

 


しかしセミも何かを察してか、それ以来マンションの廊下に姿を現していない。
それゆえ私の計画もいまだ実行できずにいる。

 

進歩があり次第、報告をする予定だ。

 

続報を待て。
今回は以上だ。

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